青森県中古マンション価格相場
〜青森市・弘前市・八戸市
青森県のマンション事情を紹介します。
青森市
青森市は、1999年に都市計画にコンパクトシティ構想を取り入れ、青森駅周辺を中心とした市街地の活性化を進めてきましたが、今ではこのコンパクトシティ政策は失敗だったと考えられています。
コンパクトシティ政策のシンボルとして185億円もかけて2001年に開業した大型商業施設「アウガ」は経営破綻になり、今では青森市役所の別館のような存在になってしまいました。
とはいえ、青森駅周辺は高層マンションが増え、診療所やショッピングエリアが集中しています。80cmぐらいの雪が積もる豪雪都市なので、特に高齢者には住みやすい環境になっているのではないでしょうか。
青森駅周辺は再開発により建設された施設がたくさんありますが、イオンやイトーヨーカドーなどの大手のショッピングモールが無いため、若い世帯には少し物足りないエリアになってしまっているように感じます。
青森市の都市データ(2021年)
- 人口 284,531人(人口増加率 -2.91%)
うち外国人 1,001人 - 平均年齢 48.2歳
- 世帯数 137,006世帯(1世帯あたり平均2.08人)
- 老年人口比率 30.16%
- 後期高齢者比率 14.79%
- 持家世帯比率 65.4%
- 車の保有台数 1世帯あたり 1.09台
- 平均所得(納税者) 278.5万円
- 完全失業率 5.9%
- 通勤・通学圏データ
自市95.1% 弘前市1.8% 平川市2.3% 黒石市0.6% 藤崎町1.1% 五所川原市0.4% 平内町0.4% 八戸市0.3% 不詳2.3%
- 子育て支援
- 月額保育料 50,000円
- 保育所など施設数 101
利用児童数 7,073人(待機児童 7人)
- 子供医療費助成制度
中学校卒業相当まで(外来・入院)
弘前市
弘前市は城下町です、人口17万人ほどの街で人口は若干減少ぎみですが、学園都市なので活気があります。市街地は半径2.5kmの範囲なので、コンパクトな街です。
弘前駅周辺はヒロロなどの大型商業施設があり、充実した環境です。雪の積雪量も青森市より若干少なく住みやすいのですが、若干マンション供給が少ない地域です。
少し平均価格が高いように感じます。物件数が限られているだけに売り手市場なのでしょうか。
弘前市の都市データ(2021年)
- 人口 172,031人(人口増加率 -2.91%)
うち外国人 824人 - 平均年齢 48.2歳
- 世帯数 80,057世帯(1世帯あたり平均2.15人)
- 老年人口比率 31.33%
- 後期高齢者比率 16.19%
- 持家世帯比率 65.4%
- 車の保有台数 1世帯あたり 1.18台
- 平均所得(納税者) 278.3万円
- 完全失業率 4.5%
- 通勤・通学圏データ
自市84.5% 青森市2.7% 階上市1.0% 平川市2.3% 黒石市1.5% 藤崎町1.1% 五所川原市0.8% 不詳3.5%
- 子育て支援
- 月額保育料 36,000円
- 保育所など施設数 70
利用児童数 4,847人(待機児童 0人)
- 子供医療費助成制度
中学校卒業相当まで(外来) 高校卒業相当まで(入院)
八戸市
八戸市は、青森市に次いで人口が多い地域です。八戸市街地は開けており、八戸ラピアなどの大型商業施設が目立ちます。八戸駅は東北新幹線が停まる利便性の高い駅です。
青森県の中では積雪量が少なく、日照時間も長く住みやすいのですが、2番目に多い人口の割にマンションが少ない印象があります。
弘前市とほぼ同じ水準です。
八戸市の都市データ(2021年)
- 人口 230,042人(人口増加率 -2.47%)
うち外国人 1,183人 - 平均年齢 47.6歳
- 世帯数 108,507世帯(1世帯あたり平均2.12人)
- 老年人口比率 29.54%
- 後期高齢者比率 14.49%
- 持家世帯比率 64.0%
- 車の保有台数 1世帯あたり 1.22台
- 平均所得(納税者) 286.1万円
- 完全失業率 5.5%
- 通勤・通学圏データ
自市89.6% おいらせ市1.2% 階上市1.0% 五戸市0.9% 南部町0.8% 三沢市0.7% 不詳1.7%
- 子育て支援
- 月額保育料 44,500円
- 保育所など施設数 78
利用児童数 5,862人(待機児童 5人)
- 子供医療費助成制度
未就学(外来) 高校卒業まで(入院)
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