福岡県のマンション売却事情
〜福岡市・北九州・久留米市・飯塚市

福岡県は福岡市と北九州市の両政令指定都市を抱えています。特に福岡市は全国的にみても勢いのある都市として発展しています。マンション需要も高まり、不動産事情から目が離せない地域として全国的に注目を集めています。

福岡都市圏のマンション売却事情

福岡市は人口増加数が全国でもっとも多い都市です。福岡市の人口はこれからも増加すると予測されており、マンション需要も高まりそうです。福岡ではファミリータイプが一般的ですが、単身者用のニーズも高まっています。

中央区〜天神・赤坂地区


福岡市の中心は天神エリア。九州最大の繁華街として再開発が目白押しの地区です。商業施設が多いこの地区は、連日多くの人たちでにぎわいます。

また、ビジネスの街としても地場企業の本社をはじめ企業の支店が拠点を構えています。

天神・赤坂地区の一等地周辺の不動産価格は九州で一番高く、マンションが高額で取引されています。

天神周辺地区として目が離せないのが赤坂です。福岡の赤坂は、落ち着いた高級感あふれる地区として一種のブランドです。

天神・赤坂地区は、単身者が多く住む地域です。一人暮らし向けの1LDKなどの間取りに需要があります。

福岡市中央区の都市データ

  • 人口 185,285人(人口増加率 +3.39%)
    うち外国人 4,660人
  • 平均年齢 42.8歳
  • 世帯数 109,631世帯(1世帯あたり平均1.69人)
    • 老年人口比率 18.45%
    • 後期高齢者比率 8.62%
  • 持家世帯比率 28.8%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.54台

早良区〜西新地区


天神から地下鉄ですぐにあるのが西新。西新は西新商店街が有名です。地元の買い物客だけでなく、遠方からも来るほど西新商店街は人気スポットです。

西新は西南学院大学を中心に、学校が多い文教地区です。学生が多く活気があります。西新は昔からの住民に加え、新しく流入する若い世代が混在します。

西新地区には福岡タワーヤクオクドームもあります。海辺に近いこの周辺を含め、新築のタワーマンションの建設がいくつも予定されており、今後ともさらなる発展が見込める地域です。マンション需要は途絶えることなく、続いていくと考えてよさそうです。

西新はファミリー世帯から高齢者まで常に一定のマンション需要があるエリアです。

福岡市早良区の都市データ

  • 人口 217,762人(人口増加率 +1.01%)
    うち外国人 2,179人
  • 平均年齢 43.3歳
  • 世帯数 99,250世帯(1世帯あたり平均2.56人)
    • 老年人口比率 22.54%
    • 後期高齢者比率 10.42%
  • 持家世帯比率 45.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.82台

東区・アイランドシティ

東区にある人口島、アイランドシティの開発ラッシュは続きます。九州最高峰の高層マンションをはじめ、センターマークスタワーザ・パークハウスなど、タワーマンションが建設されています。今後もマンションが増え、街並みの変化に追いつかないほどになるでしょう。

アイランドシティは生活空間が整いつつあります。福岡都市高速道路「アイランドシティ線」が建設中で、完成すると天神や博多駅や、福岡空港までの時間は大幅に短縮できることになります。

アイランドシティの価値を高めるのは高速道路だけでなく、病院や商業施設の開業もポイントになりそうです。全国的にも珍しい子ども専門病院「福岡市立こども病院」が東区に移転しました。

また、福岡市中央卸売市場青果市場(ベジフルスタジアム)も設置されています。公共的な機関がアイランドシティに移転し、人の往来が活発になりつつあります。

もともとアイランドシティにあるマンションは人気だったため、中古マンションを狙っている購入希望者がたくさんいます。

福岡市東区の都市データ

  • 人口 307,979人(人口増加率 +3.43%)
    うち外国人 1,164人
  • 平均年齢 43.3歳
  • 世帯数 149,691世帯(1世帯あたり平均2.06人)
    • 老年人口比率 21.34%
    • 後期高齢者比率 9.92%
  • 持家世帯比率 42.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.87台

新宮町


新宮町は福岡市のベッドタウンとして若い世帯の流入が急増しています。また、近年では福岡ミツカン工場跡地にアーバンモール新宮中央が開業するなど再開発が進んでいます。

この地区の象徴はIKEA。開業時には、福岡発のでメディアにも大きく取り上げられました。IKEAは新宮町のシンボルです。

その後、次々に大型の量販店が建設され、新しい街並みを形成しています。マンションなどの住宅地も建設ラッシュの状態です。福岡市のベッドタウンとしての都市開発に加え、都市機能が充実したために不動産価格が急上昇しています。

今、福岡都市圏で新宮町が一番ホットな場所といって間違いなさそうです。

春日市、大野城市


福岡市のベッドタウンとして適しているので、春日市と大野城市は年々人口が増加しています。春日市、大野城市ともに地価が上がっています。

西鉄大牟田線の沿線自治体ととして、天神まで直通で行ける利便性が好まれました。環境面では緑もあり、自然と調和がとれる地域としてもファミリー世帯に人気があります。特にマンション建設が進み、マンション需要が高いことが伺えます。これからも春日市と大野城市は人気エリアでしょう。

福岡市の周辺自治体では新宮町が目立ちますが、西鉄大牟田線が天神に直結していることから、他の地域とは差別化ができているようです。このためマンション需要は高水準で推移するのではないでしょうか。

北九州都市圏

小倉北区


北九州都市圏の中心は小倉北区です。経済、文化エリアとして人が集まります。ただし、バブル崩壊以降、土地の価格は値下がりを続け、街の衰退が顕著に現れました。また、福岡市の都市機能が巨大化するにつれて、福岡市への人口流失が加速しています。

このような背景から小倉北区でさえ、不動産の価値が値下がりする状況が続いていましたが、2年ほど前から明るい兆しが見えました。小倉駅周辺の再開発に加え、都心にいくつものマンションが建設されるようになりました。

マンション建設ラッシュといっていいほど、小倉北区には新しいマンションが目立っています。都心に住宅が建設され、人が集まるようになりました。若い人はもちろん、年配者の都心回帰も見られるようになりました。

郊外よりも都心部の方が、生活空間が便利と判断されているためです。小倉北区の都心部には、マンションを購入する人が増えたと考えられています。

大手町周辺


小倉北区の中でもマンション増加地帯が大手町地区で、高価格マンションが多いのが大手町の特徴です。

大手町ば高級感が強いイメージがあり、北九州都市圏のセレブが住む地域です。小倉北区の他の地区に比べても、大手町のマンション価格は格段に高い傾向があります。

大手町は戸建て住宅はあまり目立たず、圧倒的にマンションが多い地域です。地元スーパーを核とした商業施設が新しく誕生するなど、地元民の買い物スポットが増えています。おそらく今後もそのような施設が増え、マンションが建設されるサイクルができています。

小倉北区では、特にモノレール沿線に新しいマンションが建っています。それだけモノレール沿いの利便性が評価されています。

さらに追い風が吹いているのが不動産価格の上昇です。バブル崩壊以降、北九州都市圏の不動産価格が下落していると述べましたが、2年前くらいから上昇しはじめたので、状況が変化しているようです。

北九州市小倉北区の都市データ

  • 人口 180,996人(人口増加率 -0.38%)
    うち外国人 4,506人
  • 平均年齢 47.6歳
  • 世帯数 100,819世帯(1世帯あたり平均1.80人)
    • 老年人口比率 28.45%
    • 後期高齢者比率 13.97%
  • 持家世帯比率 41.9%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.83台

黒崎地区


北九州市の副都心と位置づけられた黒崎。黒崎駅が新しくなり、駅の周辺にも変化がみられます。黒崎駅に隣接してこのエリアのシンボル黒崎井筒屋がありますが、この黒崎井筒屋の閉店が決まり、このエリアへの影響が少し心配されます。

この黒崎井筒屋の閉店など、ショッピングスポットが減ってる状況です。これが不動産価格にどのように影響するかは不透明です。

北九州市小倉西区の都市データ

  • 人口 256,492人(人口増加率 -1.39%)
    うち外国人 3,099人
  • 平均年齢 46.7歳
  • 世帯数 123,530世帯(1世帯あたり平均2.08人)
    • 老年人口比率 28.49%
    • 後期高齢者比率 14.34%
  • 持家世帯比率 57.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 1.13台

行橋市と苅田町


行橋市と苅田町は、北九州市のベッドタウンのような存在です。この地域から小倉へ通勤する人はたくさんいます。近年、この周辺には大型ショッピングモール「ゆめタウン」が進出するなど、新しい動きが起きています。

駅周辺を中心にマンションなどが目立ち始めました。行橋などでは数年前から不動産価格が値をあげています。この利便性の良さが評価されているようです。

また、苅田町は、24時間運用の海上空港である北九州空港に近い街として、アクセスの良さが売りです。北九州市の周辺自治体であるものの、住む環境はいいエリアです。

以上の理由から、マンション購入希望者は絶えず存在します。中古マンションのニーズもあり、行橋市と苅田町は注目のスポットです。

久留米市のマンション売却事情


筑後地方の中心地・久留米は福岡市に近く、西鉄大牟田線を使えば天神まで、JRを利用すれば博多駅まで直通で行けます。久留米は、利便性に富んだ機能的な街として評価されています。

特に西鉄久留米駅周辺はマンションの建築ラッシュで、市街地ではシティプラザも開業された影響もありマンションの人気が高いようです。

福岡市の人口増加と街の再開発で、久留米の不動産価値にも多少の影響を与えています。

久留米市の都市データ

  • 人口 304,551人(人口増加率 +0.71%)
    うち外国人 2,064人
  • 平均年齢 45.50歳
  • 世帯数 129,737世帯(1世帯あたり平均2.33人)
    • 高齢夫婦世帯数 12,568世帯
    • 高齢単身世帯数 12,861世帯
  • 持家世帯比率 55.80%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 1.31台

  • 平均所得(納税者) 308.25万円
  • 完全失業率 4.72% (若年層 7.22%)

  • 通勤・通学圏データ
    自市67.1% 福岡市6.2% 島柄市(佐賀県)3.6% 八女町2.0% 筑後市1.9% 朝倉市1.8% 不詳3.2%

  • 子育て支援
    • 月額保育料 45,600円
    • 保育所など施設数 84
      利用児童数 9,258人(待機児童 133人)
  • 子供医療費助成制度
    中学校卒業まで(外来・入院)

飯塚市のマンション売却事情


かつては石炭の町として栄えた飯塚市。近年はその面影はなく、福岡市へと人口の流出が続ものの、市街地には高層マンションなどが多く見られます。

2011年にイオン穂波ショッピングセンターが開業して周辺物件の需要が高まっています。

飯塚市は北九州市都市圏と思われがちですが、実際のところは福岡都市に近い街です。

飯塚市の都市データ

  • 人口 129,146人(人口増加率 -1.79%)
    うち外国人 938人
  • 平均年齢 47.3歳
  • 世帯数 60,829世帯(1世帯あたり平均2.11人)
    • 高齢夫婦世帯数 6,421世帯
    • 高齢単身世帯数 7,886世帯
  • 持家世帯比率 59.00%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 1.32台

  • 平均所得(納税者) 276.80万円
  • 完全失業率 7.09% (若年層 9.70%)

  • 通勤・通学圏データ
    自市68.0% 福岡市6.5% 嘉麻市4.6% 直方市2.8% 宮若市2.4% 北九州市2.3% 不詳2.1%

  • 子育て支援
    • 月額保育料 48,800円
    • 保育所など施設数 31
      利用児童数 3,240人(待機児童 41人)
  • 子供医療費助成制度
    12歳到達年度の3月31日まで(外来)
    18歳到達年度の3月31日まで(入院)

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