宮城県中古マンション価格相場
〜仙台市全5区・石巻市

宮城県は仙台市と石巻市のマンション取引価格情報と都市データを紹介します。仙台市は、仙台駅周辺の都市再開発がが進んでおり、人口が109万人と増え続けています。仙台市5区の地価は上昇し続けています。

仙台市

青葉区

宮城県、東北地方の中心都市、仙台市。その核になるのが青葉区です。仙台駅前の国分町は県最大の繁華街、ビジネス街ですが、都市部はそんなに広くはありません。

仙台駅エリアは中心市街地で、青葉区にある仙台駅から広がる青葉通りは仙台のメインストリートです。青葉区は仙台市の中で活力に満ちた街で、たくさんのマンションが建設されているエリアです。

仙台駅の西口側は基本的に変わらないのですが、東口側は急速に変貌しています。さらに駅舎を含めた再開発が進められています。青葉区の地価は高騰している状況で、不動産取引もたいへん活発です。

宮城野区

宮城野区は、青葉区に隣接しているため、仙台市のベッドタウンとして利用されています。宮城野原公園総合運動場の中には、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地宮城球場と、その真横に仙台市陸上競技場がが併設されているなど、環境が良いエリアです。

住宅地のイメージが強ある宮城野区ですが、区内によっては発展が進み、仙台市の中でも注目されている地区です。

特に人気のエリアは、小鶴新田駅エリアや岩切駅周辺で、両駅とも利用者が近年急増していて、周辺の宅地造成により大型マンションが建設され、仙台市の新興住宅地として宮城野区を代表するエリアです。

若林区

仙台市の中では最も人口が少ない若林区ですが、東日本大震災により被災した仙台唯一の海水浴場深沼海水浴場も、近年になってようやく再開されるようになりました。

区内には、地下鉄南北線と東西線が走り、仙台東部道路もあるので交通の便が良い環境です。

太白区

青葉区に次いで人口が多い太白区。区内には地下鉄とJRが走り、交通の利便性が高いエリアです。青葉区に隣接しているので仙台繁華街へのアクセスが良くバランスのとれた街です。

マンション建設が盛んで、長町駅東口に高層マンション「パークタワーあすと長町」が建設中で3LDKで3,500万円程度から販売されています。

泉区

泉区内にはスキー場があり、東北らしい地区です。人口は20万人を超え、住宅地が広がる街です。仙台市のベッドタウンとして発展してきましたが、仙台泉プレミアム・アウトレットの開業など、新しい開発も進んでいます。

戸建住宅が目立つ泉区ですがマンションの建設が盛んな状況で移住者も多いようです。

仙台市の郊外にしては若干高い印象です。泉区は、区内の地域によってマンション価値のバラツキが大きくなっているです。

石巻市

石巻は水産業などが発達している街ですが、近年は人口が減少傾向にあり、「地域おこし」が進められています。

市内繁華街の商業施設の撤退など、勢いがなくなっていますが、市内では新しいマンション建設などが進められところが多く、そこそこマンション需要があることがわかります。

この平均取引価格をみると、意外にも善戦している印象があります。マンション供給が少ないことも、中古マンションの価値を高めている要因になっているかもしれません。