鳥取県中古マンション価格相場
〜鳥取市・米子市

鳥取県は鳥取市と米子市のマンション取引価格情報を紹介します。

鳥取県は観光地としては絶好調で、外国人向け日本サイト「GaijinPot」が公開した「2019年の観光地トップ10」で鳥取県は第1位を獲得しています。2018年に観光客数は2084万人（うち外国人客38.6%）と、超人気の観光スポットです。

しかし、鳥取県の人口（55.5万人）は47都道府県の中でもっとも少なく、人口減少が懸念されている状況で、現在県外から移住者を募るために、移住支援制度が設けられています。

鳥取市

鳥取市は県庁所在地ですが、全国の県庁所在地の中では2番目に人口（18.8万人）が少ない都市です。

鳥取市の観光客は年々増加していますが、定住者は減りつつあります。鳥取市は、結婚、子育て、教育、仕事、福祉の環境を強化して、「ふるさと・いなか回帰の促進」を狙う鳥取市創生総合戦略を打ち出しました。

他県の大都市開発計画とは、切り口が異なる都市づくりはどう不動産価値に影響していくのか注目していきたいと思います。

鳥取市の玄関口である鳥取駅では、駅の北側にある鳥取本通商店街、末広温泉町商店街、そして鳥取バイパス近くにあるイオンモール鳥取北周辺が良い環境ではないでしょうか。

鳥取市の地価は、鳥取駅周辺がもっとも高く、次が鳥取大学周辺です。3番目が湖山周辺です。ただし、全体的には前年度を下回っています。

米子市

人口密度が鳥取市の4.5倍ある米子市（14.7万人）は、県庁所在地ではありませんが鳥取県の経済の街という位置づけです。米子市は、米子都市圏と呼ばれるくらい広範囲な都市圏を形成しています。

米子駅周辺には、サティーなどがある北側のみ開発されていて、駅南側はのどかな住宅街が広がっています。鳥取大学医学部付属病院も駅の北側にあります。鳥取県の一番賑やかな繁華街は富士見町駅から南にある米子タカシマヤがあるあたりになります。

取引価格は鳥取市よりも若干やすくなっていますが、マンションの売買は鳥取市より少し多い印象があります。