京都府(京都市)のマンション売却事情

京都市では各区で大規模な再開発が行われています。マンション売買が活発なエリアですが、景観条例の影響で中古マンション価格に影響が出ています。

京都府のマンション平均価格推移グラフ

京都府のマンション価格推移を、全国と近畿圏(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県)の価格推移を比較できるグラフを作成しました。

京都府のマンション平均価格は2016年には4,916万円まで高騰したものの、2017年から減少傾向にあります。2019年時点で3,521万円まで下がっています。滋賀県のマンション平均価格の方が高くなっています。

京都市のマンション売却事情

京都市は関西地域でも特有の街並みを形成しています。JR京都駅を中心に街は広がりますが、建築物に対する厳しい高さ規制「京都府景観条例」により、建築物の高さは(一部の地域をのぞいて)10~31mに抑えられています。

高さ31mのマンションは10階建て程度なので、京都市には流行のタワーマンションがなく、独特な不動産市場を形成しています。立地をはじめとして、室内設備など付加価値が付いた物件に人気が高い傾向があります。

京都市内には、イオンモールやフレスコのような地元スーパーが、たくさん点在しています。市街地のマンションの高額ですが、自然災害が少なく、病院の数が多く(路線バス文化をのぞけば)住みやすい環境ですが、中心部ではホテルの建設ラッシュが続いています。

下京区


京都の玄関口、京都駅は地元の人に加え、観光客で連日にぎわいをみせます。その京都駅は下京区にあり、周辺は京都有数の繁華街になっています。この地区は以前、ドーナツ化現象の象徴とされた地区でしたが、マンション建設などによって人口が増えてきました。

梅小路公園内に京都水族館、隣には京都鉄道博物館などの観光施設が開業しており、七条通に現在大型複合商業施設も建築されています。

やはり利便性の高さが評価されて居住空間としても人気が集まってきたようです。このため、京都駅周辺を含めた下京区のマンション売買は、近年活発に推移しています。

下京区の中古マンションの取引価格は、築年数20年で1㎡あたりの平均単価は58万円ほどになっています。平均面積44㎡のマンションでは2,700万円ほどで取引されています。

下京区は、京都市内でもトップクラスの取引価格です。

京都市下京区の都市データ

  • 人口 77,201人(人口増加率 +0.50%)
    うち外国人 1,064人
  • 平均年齢 49.3歳
  • 世帯数 20,335世帯(1世帯あたり平均1.76人)
    • 老年人口比率 34.21%
    • 後期高齢者比率 19.08%
  • 持家世帯比率 51.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.41台

上京区


京都御所がある上京区。区内には、京都らしく歴史のある神社などが多数あります。京都府庁は上京区にあり、京都府の行政をつかさどる街として発展してきました。京都らしさを感じさせる上京区は、鴨川が流れ落ち着いた雰囲気が人気です。

上京区の中古マンションの取引価格は、築年数20年で1㎡あたりの平均単価は54万円ほどになっています。平均面積60㎡のマンションでは3,600万円ほどで取引されています。

上京区は、下京区のように商業施設が増加している地域ではありませんが、中古マンションの平均売買価格が高いことがわかります。

大阪市や神戸市と比較すると、圧倒的に新築のマンション供給が少ない京都市では、中古マンションの値下がりを抑えているのかもしれません。

京都市上京区の都市データ

  • 人口 76,900人(人口増加率 -0.06%)
    うち外国人 3,296人
  • 平均年齢 45.8歳
  • 世帯数 41,715世帯(1世帯あたり平均1.84人)
    • 老年人口比率 29.17%
    • 後期高齢者比率 16.19%
  • 持家世帯比率 45.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.42台

中京区


中京区は2000年以降、人口が増えている街で、京都府の中で一番人気があるエリアです。現在大幅改修中の京都市役所は2023年に完成予定で、街が上手に新陳代謝していることがわかります。

区内には、JR、地下鉄、阪急電車、路面電車などが走り、交通アクセスは抜群にいい環境になっています。このあたりも人口が増えている要因になっているのかもしれません。

中京区の中古マンションの取引価格は、築年数23年で1㎡あたりの平均単価は59万円ほどになっています。平均面積45㎡のマンションでは3,200万円ほどで取引されています。

中京区の取引価格も高値圏で推移しています。今後も安定的に取引価格は推移していくことでしょう。

京都市中京区の都市データ

  • 人口 106,056人(人口増加率 +1.64%)
    うち外国人 2,732人
  • 平均年齢 45.4歳
  • 世帯数 57,264世帯(1世帯あたり平均1.85人)
    • 老年人口比率 25.21%
    • 後期高齢者比率 13.31%
  • 持家世帯比率 47.1%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.43台

東山区


東山区には歓楽街「祇園」があります。もっとも京都らしい街並みが広がります。清水寺や八坂神社などもあり、名所・観光地が目白押しの場所ですが、再開発が行われており、元白川小学校跡地に大型複合施設が建設される予定です。

観光客など外部からの流入が激しいために活気はありますが、区内の人口は減少傾向です。

東山区の中古マンションの取引価格は、築年数23年で1㎡あたりの平均単価は52万円ほどになっています。平均面積61㎡のマンションでは3,200万円ほどで取引されています。

景観条例の規制がある地域のため、山間部の宅地開発は行われていません。住宅地の確保は限られた場所に集中しています。このことが原因で中古マンションの価格が高値で推移しているようです。

京都市東山区の都市データ

  • 人口 35,758人(人口増加率 -3.83%)
    うち外国人 1,064人
  • 平均年齢 49.3歳
  • 世帯数 20,335世帯(1世帯あたり平均1.76人)
    • 老年人口比率 34.21%
    • 後期高齢者比率 19.08%
  • 持家世帯比率 51.6%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.41台

右京区


右京区は人口は20万人を超える住宅地です。嵐山のある場所としても有名です。自然が多く、中心部へのアクセスが良い住宅地として人気エリアです。

右京区の中古マンションの取引価格は、築年数29年で1㎡あたりの平均単価は43万円ほどになっています。平均面積52㎡のマンションでは1,700万円ほどで取引されています。

京都市の中で右京区のマンション取引価格は若干低くなります。

京都市右京区の都市データ

  • 人口 195,596人(人口増加率 -0.17%)
    うち外国人 5,549人
  • 平均年齢 46.3歳
  • 世帯数 95,288世帯(1世帯あたり平均2.05人)
    • 老年人口比率 27.86%
    • 後期高齢者比率 14.22%
  • 持家世帯比率 59.4%
  • 車の保有台数 1世帯あたり 0.64台

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