引越し専業者と運送兼業者の違いは?
それぞれの特徴を解説してみた!


引越し業者の種類は、大手か地域密着かという以外に、「引越し専業」か「運送業者による兼業」かにも分けることができます。両者の違いは何でしょうか?

引越しの専業と兼業の違い

引越し専業業者とは、引越し業務だけを専門でおこなっている業者です。さまざまな引越しパターンに対応できるほか、社員も個人の引越しを想定した研修を受けています。

一方運送業者は宅配や一般貨物の配送を本業とし、そのノウハウを活かして引越し業も手掛けています。

いわば、
「引越し屋さん」と「運び屋さん」の違いです。

引越し専業(引越し屋さん)

  • サカイ引越センター
  • アート引越センター(アートコーポレーション)
  • アリさんマークの引越社
  • ハトのマークの引越センター
  • その他中小専業

運送業大手が兼業(運び屋さん)

  • 日本通運
  • ヤマトHD(ホームコンビニエンス事業)
  • 佐川急便(SGムービング)
  • 赤帽
  • その他中小兼業

引越し専業業者の特徴

専業業者の特徴は、とにかく引越しに「慣れている」ことです。引越し作業は荷物を旧居から新居に移動するだけではありません。手際よく荷造りし、建物や荷物が破損しないよう運び、順序良く搬入し、生活しやすいように荷ほどきする必要があります。

専業業者は引越し全体がスムーズに進むように考えて作業するノウハウがあるので、どういうトラブルが起きやすいのかも把握しています。

また、自宅に出入りするわけなのでお客がどういうことを嫌がるのか(汚い靴下でドヤドヤ上がるなど)にも気を配っていて、そのような社員教育にも力を入れています。

引越し業者はここ最近ブラック企業認定を受けるなどした影響から作業員の確保が難しくなり、受注を減らしている傾向にあります。

そのため忙しい季節は予約が取りづらい状況が続いています。

メリット

  • 「荷物を運ぶ」以外の引越しノウハウがある
  • 引越し専用のトラックを保有している

デメリット

  • 2~4月の繁忙期には予約が取りづらい

兼業業者の特徴

運送会社と言えば宅配や輸送がメインで引越しはサブといったイメージですが、大手運送会社の引越し部門に関しては、大手引越し専業会社とサービス内容は遜色ないといっていいでしょう。

引越し専用のトラックを持ち、引越しサービスに注力した社員研修をおこなっています。荷物を運ぶ以外にもおまかせプランや不用品処分などさまざまなオプションサービスを用意しています。

運送会社らしい特徴が見られるのは変わった輸送方法です。日本通運の引越しでは通常のトラック輸送に加え、JRの鉄道コンテナ輸送や海上コンテナ輸送ができます。トラックをチャーターするよりも料金が安く、一時保管が必要な場合にも適しています。

一方、中小の兼業業者については、トラックが一般貨物で使われているものであるため、昨日は食品を運んでいたものだったりします。また、梱包や養生が不十分で、玄関に荷物を置いてハイ終わり、といったケースに当たることもあります。

ただし料金は格安です。

単身や短距離であれば検討してみても良いでしょう。

メリット

  • 引越し繁忙期でもやや予約が取りやすい
  • 大手のサービス内容は専業と遜色ない
  • 中小は比較的料金が安い(プランによる)

デメリット

  • 中小は業者によっては養生やオプションサービスが不十分

専業と兼業はどっちがいい?

専業の方が兼業よりも引越し関連のサービスが手厚いといわれていますが、経験からいって大手であれば専門と兼業とであまり違いは感じませんでした。

建物や家具を傷つけないための養生もどちらもしっかりしていたし、エアコン工事や不用品処分などのオプションサービスも充実しています。

値段も大手引越し会社と大手運送会社に大きな違いは見られません。

かつては「引越し専業のほうが値引きに応じてくれる」、「運送会社は配送だけをするので安い」などといわれていましたが、今はさまざまなプランやオプションがあって単純に比較するのは難しくなっています。

遠距離の引越しは運送会社

遠距離の引越しは運送会社のほうが得意としています。大型車やコンテナ輸送などの輸送手段を持っているため、トラック輸送よりも低コストで運んでもらえる可能性があります。

逆に市内や県内の近距離であれば価格が低くなりやすいのは引越し専業です。ただしケースバイケースなので絶対というわけではありません。

荷物が少ないときは軽貨物運送業者

荷物が少ないときは赤帽などの軽貨物運送業者を使うと安く済みます。軽トラックに積める程度の荷物しか運べず、スタッフも1名が基本ですが、何しろ安いです。重い家具などは自分でも作業するのをいとわない場合は赤帽でも良いでしょう。

また、引越し専業業者も軽車両部門を持ち、似たような料金で引越しの研修を受けたスタッフが作業をしてくれるサービスがあるので、単身の場合もどちらが有利といったことはありません。

  • 大手ならサービス料金共に専業と兼業の大きな違いはない
  • 長距離なら兼業、短距離なら専業が向いている
  • 荷物が少なく安さ重視なら軽貨物運送業者がいいかも

このように、専業と兼業ではどちらが優れているとか、単身、ファミリー、遠距離、近距離ならどちらが向いているとかを、きっぱり分けることは難しくなっています。

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